はこだて自然倶楽部~続・風を追って〜

函館から発信!登山、自然、観光情報、市民活動のBLOGです。It's sent from Hakodate!

カテゴリ: 南北海道高山植物保護ネットワーク

渡島振興局自然保護係の皆さんと椴法華ホテル恵風近くの登山道
脇にあるシラネアオイなどの群落を周囲94mの電気柵電圧7000V
の電線で囲いました。今年の開花はゼロで北海道新聞の田中記者、
石川写真記者の取材を受けました。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4




来週あたりに電気柵を設置するのでその前にシラネアオイ群生地を調査した
ところ予想通り開花はゼロで食痕株11箇所にピンクテープでサインをしてきました。
調査後は岬にある水無海浜温泉でひと浴びして反対側の恵山御崎、濱の湯へ寄ったら
コチラは浴槽栓が壊れておりお湯が漏れていて温泉は溜まってませんでした。
恵山つつじ祭りは5/18からですがすでに3分咲でした。また
椴法華のホテル恵風のエサンツツジも2分咲でしたので26日のイベントには艶やかな
真っ赤な躑躅が双方で見られそうです。
今日はすでに全国から観光客がつつじと海浜露天風呂の観光に来ていました・・・

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

椴法華側では五分咲きのエサンツツジもありました
イメージ 6

湯温は湯船の場所により35~43℃底から沸いて
・底に沈んでいた真昆布をタオル代わりに顔にあてると気持ちいいコンブパック・・!?
イメージ 7

イメージ 8

恵山つつじ公園(昨日開花宣言)
イメージ 9


北海道新聞 田中華蓮記者の記事です。
高山植物の食害について僕のコメントが載りました。
椴法華地区にあるシラネアオイ、エンレイソウなどの群落保護柵設置を
今月末、渡島振興局と一緒に行います。

イメージ 1

以前の記事
イメージ 2

食害に遭い茎しか残らないシラネアオイ(椴法華群落)
イメージ 3

ヤマブキショウマなどシラネアオイ以外にも多種を食べる(南茅部大船)
イメージ 4

僅かに食べられなかったシラネアオイの個体(椴法華群落)
イメージ 5

電気柵予定地(外周100m)
イメージ 6


H28年度は24頭が捕獲された捕獲事業を今年度も12/1から来年3/17まで実施します。
今回も銃は使わずに囲いワナとくくりワナで行いますが、登山の方は歩く際には
林道や登山道を外れないで通過するように協力御願いします。
なお、主に図の通り恵山高原コース付近がワナの設置場所になります。

なお、捕獲区域には立て看板でお知らせしますので必ず指示に従ってください。
何卒宜しく御願いします。

H30.11.19の恵山支所の会議で合議してきました。

恵山のツツジ公園側の観音像に現れたエゾシカ♂・・この付近を就寝場所にしているという。
イメージ 1


イメージ 2

イメージ 3






本日、福島町福祉センターで行われ今年の旧道、新道の林道解錠も報告されました。
1.松前新道コースへ通じる道道、及び道有林道大曲茂草線はH31年まで林道復旧工事で通行止。
2.奥二股登山口へ通じる国有林林道は残雪の影響で崩落もあって6/1解錠を目途に工事中。

今年は安全登山、遭難時対策などもあって消防、警察合同の登山訓練を計画している。
なお、清水代表から設立記念誌を発行するに際し挨拶のなか「いま85才だが、頂上で花火大会(函館市や対岸の津軽半島の)をテントを張って鑑賞したい気持ちはマダマダ有りますがテントが背負えないのが残念だ。だれか一緒に・・いないかなぁ」と。まだまだ意気揚々です。

イメージ 1

イメージ 2



うっかり薄着をしてたら風邪を引いて38度7分の発熱です。
お医者さんで検査するとインフルではないとのですが熱冷しなどジェネリックを含む5種の薬を呑むハメに・・・。
昨日は森林浴コースでエゾシカの食害調査を構研エンジニアリングの重松さんとしてきました。昨年は花芽(開花も含)をつけた40株が食害に遭い2015年から比較すると10株が消滅してしまいました・・今年は30株が消滅してしまいましたから10株シカ残っていません。
当初50株あった群生地が3年で消滅して生き残っている株も葉が10cmほどの未成熟個体が中心になってきました。
結局、開花を確認できたのは調査地点から離れて倒木に守られた1株のみでした(-.-#)
風邪気味なので温泉もお預けでシカの完食も確認して散々で帰ってきました・・(^0^;)



2015.5.7の同地区に咲く大きな株 
食害消滅の画像と比較すると未成熟株、矮小株しか残らない
イメージ 1

50株ほどあった・・・
イメージ 2

2018年5.8の群生地
イメージ 3

倒木に守られるようにやっと1株開花していました。
イメージ 4

食痕
イメージ 5

平均サイズが7.5cm位
イメージ 6

従来サイズだが花芽をつけた茎は食べられたようだった
イメージ 7


2017年の食痕株
イメージ 8

消滅
イメージ 10


2017年の開花株
イメージ 9

イメージ 11

今後の植生保護の対策としてエゾシカ防御柵を早急に設置する必要があるだろう。



このページのトップヘ