はこだて自然倶楽部~続・風を追って〜

函館から発信!登山、自然、観光情報、市民活動のBLOGです。It's sent from Hakodate!

2015年05月

北海道にはやい夏がやってきました。

道東では30℃を越える夏日が発表され函館近郊も
半袖と半ズボンの市民をちらほら見かけるように
なりました・・。

こんな時は山へ登り涼しい風のなか可愛い花々を
鑑賞するのが一番ですσ(^^)
ただ・・夏の山はダニ、ブユ、ハエが活発・・。
虫除け対策のネットや蚊取線香は必携。

そして、万が一の装備・・涼しい風と言っても稜線
は日が陰り風が吹くと真冬のような寒さを感じます。
北海道の夏山では雨具上下は無論、フリースとか
薄手ダウンを持っていくのも基本です。

でないと、昼食タイムは寒さで美味しいランチが
喉を思うように通りません・・・(*_*)
防寒装備忘れは十勝岳やトムラウシで起きた死亡で
もあきらかです・・・山の怖さを知らない地元登山者、
初心者や本州のハイカー、ツアーに多いですね。

さて、これまで、北海道の山はいまのところ晴天続き
なので高山植物も日焼け気味・・・よって今季は花々
の花期が短い感じ・・。




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江差の5月は江戸にもない・・ニシン漁で賑わった時代に
江差はこう言われていましたが、いまや観光の街、江差町
で街を歩く観光客等が賑わいを取り戻しつつあります。

そんな江差の裏山が笹山と元山で見晴のきく稜線歩きが3時間
程度で楽しめます。笹山は道南霊場の一座で毎年5月末に大祭が
行われておりこの日も準備で氏子さんらが参道整備をしていました。

昨日はゆっくり登山で鳥居登山口から登り2.5h。下り3hで周回
しお花見目当てで登ってきました。
稜線は涼しく・・おめあての花が咲き始めていたり春の花も残っ
ていて満足した一日でした。


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ぶらり山歩きで土曜日に亀田半島をグルリっとドライブ・・
そして、一昨日につづき台場山にも登ってきました。

亀田半島は~橡の木神社~石崎地主海神社~台場山登山
~ひろめ莊~恵山ツツジ公園~です。恵山のツツジは盛期
・・・沢山の観光客がツツジ祭り前日ですが来ていました。
ツツジ祭りが昨日からでしたので今週いっぱい賑わいますね。

台場山では夏山ガイド取材で長谷川哲さんと坂口一弘さん
が川汲温泉からの山道を登ってきていて頂上写真を
撮影していただきました・・。

台場山の途中ではキタキツネの子供が急坂に2匹いて、
母キツネの姿はありません・・・ちょっと可哀相な感じ。

お花は初夏を告げるタニウツギ、ナツトウダイやオオキ
ヌタソウ、サクラソウ、シラネアオイ、タチツボスミレ、
そして、頂上台地にハクサンチドリ、エゾタンポポ、
細葉のスミレ(アナマスミレかスミレ)などが咲いていました。



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里山登山で川汲峠の台場山485mに紅葉山コースから登ってきました。
天気予報だと午前中は寒気が入り一時雨模様とのことでしたので、お昼
近くの晴れ間を期待して時間調整。さきに別の花見をしてきました。
函館牛乳アイス118の菜の花畑と石崎地主海神社のヤエザクラを鑑賞して
NTT管理道路登山口へ。

アラレが降ったり晴れ間が出たりとめまぐるしい登りでしたがお目当ての
花達や初夏の花も咲いており期待以上でした。
頂上では函館方面も晴れているのがクッキリ見えましたが瞬く間に黒い
雲が頭上を覆い始め昼食を早く食べ下山支度をしているとパラパラと雨が
落ちてきて峠あたりで土砂降りになってきました。

下山途中にはエゾライチョウ♀が飛び出てきて道先案内を少しの間かって出
てくれ、ノンビリ歩く姿は可愛かったですね。
登り2h,下り1h30mでした。

今年は花暦が早く楽しい山歩きが続いています。


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福島町で5/15に開催された大千軒岳自然保護協議会会議
(主催:青い山脈:座長の清水和男代表もお元気です)にて管理者
より林道開通予定などが報告されましたのでお知らせします。

A.今年も盗掘防止パトロールを6月重点的に行う。
B.エゾシカ被害を観察していく。

C..林道状況
今年は里の雪解けが早かったのですが山中は例年並みです。
松前新道への松前上ノ国線・道道R607)は昨年工事完了した
ので期待していましたが、別区間が道路欠損のため今年
も大曲ゲートは周年開きません。
よって、昨年同様に新道方面へは大曲から直進する道有林林
道の茂草~大曲線を登山者は利用ください。


なお、知内川登山コースで崩落、欠損した歩道の整備を森林
管理署で7月実施します。それ以降は歩きやすく道迷い滑落
など安全性も高まると思います。

以下概要ですが、詳しくは各管理者へお問い合わせ下さい。

1.知内川コース・奥二股登山口アプローチ
 ゲート先の斜面にブナ倒木や林道排水溝の破壊があるので
 青い山脈登山会5/24迄に整備したいが住川ゲート解放は微妙。
 なお、ゲート封鎖してもゲート~登山口の歩行はOK。
 遅くとも5/31にはゲート解錠したい。(檜山森林管理署)

2.松前新道・新道(旧道)登山口アプローチ
 今年もR607の代替路線で茂草~大曲線(通称、近道線)
 早く整備して登山口までアクセスを確保したい。
 が・・いまのところ昨年同様開通は6/中旬見込み。
 登山ツアーが入り出す6/12頃には開通したい。
 (渡島西部森林室)


注1:双方の林道とも簡易整備しか行わないのでマイクロバス
や車高の低い車両の安全通行は保障しません。通行には慎重な
運転と判断がいります。とくにパンクが問題で乗用車はスペアタイヤ
確認ですね。

注2.これまで国有林、道有林とも施業道などもゲートが無かったり
施錠していませんでしたが今季より徐々に無許可入林車両通行の禁止
処置が強くなるそうです。

理由は車両(遭難)事故防止、不法投棄、有害駆除時事故防止、違法
採取(密漁)など。あわせてゲート鍵の不正利用や破壊の話もでました。
所轄関係者は釣り、登山、野草採取(販売)で被害増加とみています。
また、入林許可申請を提出時に警察への登山届提出を義務づける方向で
各所は対策を強化していっています。
例えば、登山届けを出さず鍵を壊して不正入林(登山、山菜採)したときに
遭難事故が起き警察沙汰になったケースだと悪質で事故が大きな事案
だと・・いずれ、不正や器物破損が確認された場合は逮捕。
その団体や氏名などの公開もあるでしょう。

皆さん、くれぐれもそれらに注意し関わることの無いように!

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不正入林の事例ではゲート錠のボックスを変形させ錠ごと解錠するような
極めて悪質なケースもあります。
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今日の函館は快晴ですが街中を冷たい強風が吹き抜けています。

昨日は椴法華教育事務所主催の健康増進のための市民登山会で
スタッフも含み28名が恵山登山し無事下山しました。
また、賽の河原の観音様の例大祭も行われて普段よりも恵山の山
が賑わっていました。

この椴法華八幡川コースは恵山登山道の中で一番長く距離が5.8km
(片道)標高差580mで急登があり初級でもタフなコースです。
この日は小学生から○○才のハイシニアの方や久しぶりのロング
トレッキングの方、普段デスクワークで運動不足!?などの方も
混じっていましたが4時間(トイレ休憩で時間超過)で登頂。

途中、登山の免疫力や登山技術についてお勉強し、お目当ての
コース脇のお花たちは期待通り・・コヨウラクツツジ、シラネアオイ、
オオカメノキ、イワカガミ、ミネズオウ、コメバツガザクラなどの
花々を愛でながらの登山。

皆さん、涼しい微風のなか楽しい一日を過ごしたようです。

ところで、恵山と椴法華地区のエサンツツジ(エゾヤマツツジ)の
鑑賞ゾーンはすでに五分咲です。今週末のツツジ祭りは満開で
しょうね。これから真っ赤なツツジが恵山・海向山の斜面を
覆い、サラサドウダンも開花していくと山が真っ赤に染まります。

秋の紅葉、夏のエゾイソツツジの白いジュータン、この春のツツジ
と山の春紅葉が恵山の三彩りです。ぜひ、堪能して下さい。

次の登山会はホテル恵風から登るコースで9月12日(土)開催。
この時期は見事なススキ原にアキノキリンソウ、ウルシなど
秋の紅葉が始まるころ・・中秋を満喫しながらの登山会ですので
ご検討下さい。

登山会案内は市広報誌「市政はこだて」9月1日号で案内されます。


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北海道新聞夏山ガイド5の鳥瞰図
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