はこだて自然倶楽部~続・風を追って〜

函館から発信!登山、自然、観光情報、市民活動のBLOGです。It's sent from Hakodate!

2013年11月

真砂、上ホロと・・冬山の遭難が
続いて少しブルーな気分が続いて
います。

遭難は回避できる事が少なくない
のです。しかし、上ホロのような
天候の急変は別にウッカリの判断
ミスや、過去の成功経験が裏目に
でたりなど厄介な人間感の誤作動
が元になり不孝になることがあり
ます。
遭難の殆どは判断ミス。君子は、
危うきに近寄らず、でしょうか。

皆さんの中でも、冷たい秋雨や冬
に、綿の軍手が手を凍えさせた事
ありますよね。

昔、著名な登山家が冬山で遭難した
ときに、下着のトランクスが綿素材
だった為に下半身が凍傷になった
そう。彼は「日帰りの山だから・」
と安易に考えていたら、遭難して、
沢を下ることに・・・。
沢の水は0℃ですが外気温は氷点下。

そんな、わけで、「山専」、つまり
登山専用のウエアーは装備品という
ことになります。

少々お値段が高いですが命に直結
することだけに、ハイパー素材は、
厳冬期のアウターシーンには欠かせ
ませんね。

ウラヤマからヒマラヤまで、とは
或、山専メーカーのキャッチコピー
です。なかなか、名文句です(∩.∩)

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ジオラインアンダーはしなやかで軽く毛玉が出来ない。しかも抗菌防臭ポリエステル。
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街着、山でも機能発揮。サーマランドパーカーはリバーシブル。フードが深く山専で合格。

師走までのこり2日です・・一年もアッ
という間に終えようとしています・・
函館市街は11/11以来の一昨日からの
まとまった雪に市街地も朝、雪化粧に。

昨日、会社の決算資料作成も終え会計
事務所へ確定申告をお願いしあとは、
納税額を見るのが恐怖です・・・(-_-;)

さて、今年も年間行事も最終盤で86回
登山や自然散策を行いました。
先日の飲み会では、年間130回以上登山
する山屋がいるとか・・・。

ほぼ10日に4日はどこかの山に登る勘定
です。それも雨も嵐も関係なく・・。

気になるのは?その方、立派な会社員だ
そうですから山狂なのでしょう。
ちなみに、登山靴など足回りや雨具の
使い回し。コンデション造りについて
興味がわいてきました。

ところで、今年は大雪山の紅葉が見事
でしたが、この冬枯れの時季のイチョウ
とかカラマツの黄葉も例年になく綺麗
なように感じています。

そんな、黄葉を登山口から眺めながら
夏山ツアーの最後に伊達紋別岳714mに
すこし前ですが登ってきました。

伊達紋別岳は有珠山、洞爺湖から羊蹄山
、支笏湖の山並み、駒ヶ岳、恵山まで
噴火湾展望の山です。

朝、最終トイレでオープン9時をめがけ
て伊達道の駅に立ち寄ったところ・・。
白菜、大根、人参など葉物、根物野菜の
時季とはいえ、オープン前から行列・・
大型バスまで並ぶ盛況ぶりスゴイですね。
いまや、道内道の駅、売上トップクラス
でしょう(^_^)


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昨夜は坂口一弘さんらとNETつながりの山岳会であるHYMLの函館地区懇親会
山談義の花が満開になり3h30mの酒コースを満喫しました(^o^)

HYML函館には会員が21名(女性2)おりますが、入会メンバーを募集中です。
近郊から全道、全国の山情報がリアルタイムで入手できます・・

ぜひ、HYMLへ入会してみてはいかがでしょうか。

さて、函館近郊には函館戦争で使われた砲台跡を持つ台場山が3座あり、
そのうち一番標高が高いのがこの川汲峠にある台場山485mです。

道新文化センターの今年最終の講座で冬枯れの古戦場を訪れて
きました。

例年ですと積雪も心配なのですが、この日は登路の日陰に僅かに
残っている程度で、ときおり、天気予報通りに晴れ間からにわか雨が
落ちてくる変わりやすい空模様でした。

コースには期待していたとおりアキグミ、ツルウメモドキやオヤマ
ボクチが見られましたし、日当たりの良い場所にはフキノトウが
大きく膨らんでいました。

樹幹にはヤマブドウの実がたくさんぶら下がり、過去にNHKの米山
カメラマンがこの登路で木登りして実を食べていたヒグマを撮影しま
したが、その先にヤマブドウ、ドングリを食べたヒグマの糞が落ちて
いました。まだ新しかったですね。

登山口から1.5時間ほどで頂上に到着し期待通り晴れ間が出ていました
ので、ここで風よけの雨具を着てランチタイムを始めたところ、
やはり、冷たい風に乗ってミゾレが落ちてきましたので早々と温かい
食事をたいらげ下山しました。

帰路は予定を変えて駒ヶ岳の薄雪景色を見に大沼へ。途中、駒ヶ岳ビュー
の展望スポットである久保田牧場でソフトタイムです。通年営業なので
この日もドライブのお客さんが同じようにソフトを堪能していました。

函館近郊は来週後半には再び降雪が予想されいよいよ里山に根雪が訪れ
山は白銀の冴える冬景色に包まれるシーズンに入っていきます。



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松倉川流域懇談会の現地視察が11/13に行われ参加してきました。
松倉川の松倉橋付近の樹木伐採見分と今後の予定や松聖橋
から上流の河川改修状況、湯ノ沢川の遊水池計画の説明など
北海道建設管理部、函館市が主催。

流域町内会や松倉川を考える会など団体の方も参加しました。



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ゆっくり登山の夏山最終講座で久しぶりに登路が長い、
椴法華の市街地から登る八幡川コースを使い恵山(618.1M)に
登ってきました。

この登山口へは国道から山側に入り墓地公園を流れる八幡川の
左岸に沿って林道を登って聞くと、最近植樹イベントがあった河畔林
植栽地のピンクテープが並んでいます。
そこから左に曲がり右岸側へ辿る林道をスリット砂防を右に車で
いくと砂防工事の最終広場に出るのでそこが登山口、駐車場です。
20年前は植林地あたりから歩きましたので20分は短縮です。


まずは天気予報が雨、ミゾレなので雨具を取り出し易くして、
雷が遠くで鳴っていることから雷警報機をセットして出発。
杉の植林地を抜け沢を4回跨ぐと目指すCT461mの稜線が左手にみえ
ココからエゾイソツツジ、ガンコウラン、イワカガミなどの
高山植物が林床を埋め尽くす急斜面を登ります。

途中、雨足が強く、レインを着て滑る登りに堪えますが・・・、
斜面はトドマツ、ゴヨウマツ、コメツツジなどが以前よも温暖化で
成長していて横枝が登路を覆う箇所がかなり増えて難儀しました。

無論、登山者がコースを通らず路肩の高山植物を踏む箇所も増え
バイパスが数カ所出来ていました。そんな、登りづらく、踏みつけ
部分がCT461の稜線まで続いていました。
早い内に枝打ちなどが必要です。

さて、小雨だった天気はミゾレに変わり稜線に出ると大粒のアラレ
が音を立ててバラバラ・・・と雨具を打ちつけるようになり、警報機も
黄色と赤を行ったり来たり・・。
これが、頂上まで断続的に続きましたので、昼食は賽の河原のトイレも
あるコンクリート四阿で安心して食べました。
ラッキーなことにトイレは冬季閉鎖前でジックリ?用足しできました(^^)

八幡川コースは海向山を目前に、恵山は外輪山のCT461M(八幡山)稜線から
初めて姿を覗かせる展望が刻々と変わり起伏に富んだ楽しいコースで、
コースガイドに載っています恵山登山コースの中では一番長いコース
です。登りは2H30Mです。


      

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ふたたび、蝦夷松山へ。
函館市は夜景でミシュラン認定をもらっていますが、東北方面の東山から
陣川、そして北部の七飯町、北斗市までの丘陵地から見る市街地の裏夜景と・・
昼間、キラキラと市街地の屋根などが光る、この展望も函館観光の魅力の
ひとつです。三森山、雁皮山、袴越岳、七飯岳、横津岳、七飯台場山、
きじひき高原、二股岳・・・と、たくさんの展望所がありますね。

そのひとつ、蝦夷松山667mはトドマツが多く、エゾマツは見かけませんが、
その昔にはあったのでしょうか。
愛好家によって頂上部の隅にエゾマツらしき幼木が植栽されています。

先日は11/2に登った時よりも降雪があって岩場と泥濘坂の通過に時間が、
かかりましたが、頂上の岩峰から、雪をまぶしたような素晴らしいパノラマ
が広がりました(^^)


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