はこだて自然倶楽部~続・風を追って〜

函館から発信!登山、自然、観光情報、市民活動のBLOGです。It's sent from Hakodate!

2010年10月

今日の函館地方は曇っています。明日から11月に入りいよいよ本格的な冬支度になりますね。
少し日にちが経ちましたがぶらり楽しい山歩きで10月中旬16日にニセコを訪れてきました。
紅葉も終盤で冬枯れが始まっておりましたが、晴間が広がった土曜日。たくさんの人出がありました。
期待した通り神仙沼の草紅葉とイワオヌプリから指呼の間に起立したアンヌプリは見事で参加者も大喜びでした。
帰りには雪秩父でエステ露天風呂を満喫・・・僅かに残った大湯沼の紅葉が光っていましたね。





     

 ドッシリとしたニセコアンヌプリとちょっぴり姿を見せる羊蹄山を背景にヤッタネ!^^風が強く冷たかったです・。
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 大湯沼も温泉もたくさんの人出で賑わっていました・・・。
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松倉川の白滝沢にあります名瀑、白滝へ紅葉狩りに行ってきました。総勢14名で松倉川のブナなどの紅葉を愛でてきました。天気は曇晴のち霧雨でしたが、それはそれでシットリとしていて河畔を黄金色に飾る紅葉(黄葉)が参加者を包み込むように光っていました。下山後は河畔亭さんのお風呂と幕の内懐石を堪能し盛会に終えることができました。参加の皆さんありがとう御座いました。なおバスも提供されご協力頂いた、湯元河畔亭さん、サポート役で参加者の安全管理をされた竹葉新葉亭の大桃さん、進行役の温泉組合、松倉さん、お疲れ様でした。催行に際し北海道渡島総合振興局東部森林室からも応援を頂きました。*映像は下見時の画像も加えて構成しております・・・ 

なお、当日の模様はオンパクスタッフblogでもご覧頂けます。



     

今日はオンパクの松倉川白滝ハイクでした。参加者は11名様で山の紅葉と水辺の紅葉を楽しみました。
水辺や渓谷の紅葉は11/3まで楽しめそうですね。

さて、昨日は初雪が舞う中、毛無山へ登ってきました。映像をご覧の通りアラレから雪に変わり
吹雪き状態の時もありましたが、紅葉真っ盛りのなか深い笹原をかき分けて登頂しました。

ここのブナ林は二次林ですが巨木もチラホラあります。夏はダニが多く稜線はヒグマのペアリングの
場所が多いので春か秋がイイデスネ。大石の沼から先は登路の80%が笹やヨモギで覆われています。

深山からは向かいの二股岳やきじひき高原の奥に初冠雪の渡島駒ヶ岳が見えました。
帰りにはその駒ヶ岳の麓にあります大沼湖畔を一周して駒ヶ嶺温泉、ちゃっぷりん館で汗を流し蕎麦を
食べて帰りました。


       

 大石の沼、檜沢の滝の標柱を下ると看板があります。この先に大野川を渡る吊り橋がありますが、
 毎年10月いっぱいで床板を撤去するそうです。
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 沢を8回ほど渡り檜沢の滝へ先ずは参ります。沢を跨ぐ橋は地元団体が毎年整備してくれています。
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 30分も歩くと檜沢の滝です。大石の沼へはここから40分ほどです。
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 滝からすぐに急登が始まります。ここが辛いですね。行きは滝ルートで帰りは尾根ルートです。
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 大石の沼へ到着しました。折からの強風を避けて休憩です。
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 ハウチワカエデの紅葉が見事でした。
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 稜線へ出ると雪になりました。それにしても笹が背丈ほどあり深いですね。
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 もうすぐ頂上です。手前にあるランドマークのダケカンバ。
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 頂上の気温は0度です。風がありますので体感温度は-5度ぐらいでしょうか。手が冷たさで痺れるほどです。
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 吹雪になり笹に雪が積もってきましたので先頭はこんな感じで雪まみれです。
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 ここは8合目半。5合目まで笹の上が真っ白でした。登山道がどこにあるか分からないですね。
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 7合目あたりも笹風呂状態です・・。笹が跳ねて雪が襟足に入るとシャッコイ!(冷たい)です。
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 紅葉の大石の沼へ戻ってきました・・。ここまで下山するとホッとします。
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 尾根ルートに入ると紅葉が見事で登路が明るくなってきました。
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先日、お店へ一昨年、ニペソツ山で交歓した●●さんが道南遠征に・・とお立ち寄り頂ました。
格好の良い紳士で大千軒岳、冷水岳などへ登る予定だそう・・大千軒岳は初冠雪の中の登山になったようですね。

さて、昨日は北斗市にある毛無山に登ってきました。この模様は次回にアップします。
折からの冬将軍到来で初雪の中、紅葉鑑賞と登路の3割が笹に覆われ初雪の藪歩きを満喫してきました(笑)

ところで、先日の日曜日に道央の大展望の山である高峰、徳舜瞥山へツアーで登ってきました。
日曜日なので登山客の車で鉱山コースのパーキングは埋まっていました。若い登山者が多かったですね。
登山開始時には晴れ間も出ていましたが途中からガスも混じりときおり展望が開ける程度でしたが、やはり徳舜瞥の魅力のひとつ高度感が視界にはいり皆さん歓声を上げていました。登路も広く刈払われて歩きやすかったですね。登山道の状況から以前よりも多くの登山者が登っていることが判りました。
次回は反対側のホロホロ山から・・と考えています。

       

 五合目にあるパーキングから徳舜瞥岳を見上げます。
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 水場のある六合目手前の沢を横断します。
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 急登のあと現れる七合目は広場になっていてお休み所で飛行場跡コースと交差します。
 飛行場へ間違えて下山しないようにテープがあります。飛行場コースから登ったことがありますが長いです。
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 晴れると七合目からは高度を稼ぎながら展望を楽しむことができます。
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 ハイマツの実が散らばっていました。ホシガラスがいるようです。
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 あいにく途中からガスがかかってしまった頂上でした・・。
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 ホロホロ山へは急降下します・・。
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 ホロホロ山へのコルあたりから登った徳舜瞥岳が現れました。
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 登り返しが辛いし、時間も無いのでそろそろ昼食に・・。
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 下山途中に羊蹄山が勇姿を現した・・・手前は尻別岳です。
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 登路にはゴゼンタチバナが多い。
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 ベニイタヤカエデ(右)の落葉の黄葉と稚樹の黄葉・・です。
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北海道は明日まで天気が良いのですが早くも来週には冬の寒気団の第一陣が訪れそうです。
昨日、厚沢部町の森の奥へ秋の妖精、キッコウハグマ(亀甲白熊)を観察しに出かけました。
今年は猛暑でかつ残暑だったお陰で例年より満開の数が多い感じでした・・。
キッコウハグマは針葉樹、とくにヒノキアスナロの森に多いと言われています。

それと今回はムラサキシキブなどの素晴らしい色合いの実にもラッキーなことに出逢えました。
なお、この森にはヒグマも多く出没しコースが谷間に入りくんでいるため遭難の危険が多い森です。
過去に少女が森で遭難して獣に食害され可愛そうな姿で発見されました・・・。
大人でも迷いますよ・・・それとココは鳥獣特別保護区ですから植物は無論、生物類の採取は厳禁です。
管理人が常駐してパトロールをしています・・・くれぐれも、ご注意下さい。


      


 純白の花弁に桃色のアクセントの着いたキッコウハグマ。花が全開のは希ですね。閉花性の植物です。
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 通い始めて十数年経ちますが・・及第画像は今回が初めてでしょうか・・暗い場所が多いのでマクロ撮影は
 三脚があればイイデスネ。でもヒグマには要注意!!
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 ツルリンドウの実
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 ムラサキシキブの実
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 ツルアリドウシの実
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養蜂家にとってニセアカシアの森は稼ぎの良い森です。アカシアの蜂蜜は甘くて人気があるからです・・。

でも、ニセアカシア(ハリエンジュ)はアレロパシーという物質を拡散させて土壌を変えることで他の樹種を
排除するなど生態系を単純化させてしまいます。さらに北海道ブルーリストでは要注意外来種にカウントされ防除
をしている地域や団体もあるほどです。この記事では河畔に植栽したようですが、多様な自然が要求される
魚着き林にこの種を植栽してはたして良いのか疑問がのこりました。

この北海道新聞(H22.9.22)の記事はそのあたりの矛盾とか課題を報じていないのがとても残念です。
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