はこだて自然倶楽部~続・風を追って〜

函館から発信!登山、自然、観光情報、市民活動のBLOGです。It's sent from Hakodate!

2010年09月

モンベルの手動充電式ヘッドライトは1分間の手回し充電で1.5時間もLED(1球)が点灯します・・。
しかも、商品は安価で1200円ですからご家庭の非常用に便利で登山会の景品にも使えますね。

もちろん、手回充電出来ますので何回も連続して使えます・・・ただ、経過時間に比して暗くなります。
僕はヘッドライトのバックアップ用に使っています・・・不意の故障や電池切れにも助かりますね・・・。

なお・・・取説には書いていない着脱ほかのノウハウがありますから店頭販売のお店で購入下さい・・・
・通販、ネット購入は避けた方が使用時に悩まなくて済みます・・。
エコの時代、この手のダイナモ充電式のライトは製品が増えそうですね。

 本体の大きさはLタマゴ位で96gの重さ。防滴仕様なので少雨であっても長時間使用は不向きとお考え下さい。
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手回しのハンドルも軽いので女性や子供でも回せます。灯りは3段階切り替えでシンプルです。
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初冠雪の便りが届いた羊蹄山へ登ってきました。一昨年、昨年と雨で中止したのでリベンジの方も大満足です。
コースは台風の吹き返しを考えて、歩く距離を短く、ふきだし公園近くの京極コースから登りました。

登路の雪は1700mあたり8合目からポツリポツリと見えてきて稜線へ出るガレ場は広く吹きだまりがあり、
10cmの積雪。山麓からは標高の高い沢に溜まった雪が筋状に見えていました・・。

やはり頂上の気温は予報通り5度で強風でさらに温度が下がり寒くってダウンをきました・・・。
この日は7組の登山者と出会いましたが女性の個人山行の多いのにビックリしました。
それに、皆さんは薄着のようで寒々と歩いていました・・・やはり準備不足ですね。
下山時に京極コースの途中でチタンカップを拾いました。こころあたりの方はお知らせ下さい。

なお、羊蹄山の足慣らしに登った有珠山の有珠コースも天気が良くてヨカッタですね。
稜線近くのカンボクとハマナスの実が可愛かった・・・。


      


 有珠山外輪山周遊コースの空には秋の空が広がっていました。
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 有珠山、カンボクの実と紅葉です。
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 周遊コースの最終地点からは明日登る羊蹄山がクッキリと見えました。
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 ハマナスの花も咲いていました。実は完熟の少し前です。
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 羊蹄山4合目あたり・・空が晴れてきました。
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 紅い実を着けたマイズルソウがたくさんありました。
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 京極コースは看板がハッキリ解り、各号数の距離は等間隔のようです。
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 9合目あたりには初雪の名残が広く残っていました。
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 お鉢にある分岐までもうすぐです。
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 ときおりガスが晴れますがナカナカ周りの景色が見えません・・でも頂上は格別です。
 登り5h45mでした。
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 下界が見える!・・・高いな(^_^)v
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 先の尖ったストックが斜面を壊して、こんなツルツルで深く掘れた登山道にしてしまう・・。
 先端にゴムキャップを着けましょうね。
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道新文化センターの里山歩きで八雲町、熊石地区にある"わんぱくの森"と
せたな町の"貝取澗渓谷遊歩道(林道以外は廃道)"を観察してきました。

一日で二度オイシイ里山観察会で、お目当てのツチアケビ、ダイモンジソウ、
カラハナソウなどなど・・・たくさんの収穫がありました。

どちらとも、これからの紅葉シーズンは隠れたスポットになります・・・。

       

 ひらたない荘の裏手にある森の入口です。
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 オオノアザミにアザミウマがたくさん・・・。
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 ツチアケビ
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 カラハナソウ(ホップ)、場所は秘密です^^
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 貝取澗渓谷のミヤマダイモンジソウの群生は道内最大級です。
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 林道に沿って滝が7滝以上ありますが、ほとんどの看板も朽ち果てていました・・・。
 遊歩道整備事業も含めて勿体なかった事業です・・・。
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 幻の滝?七色の滝です。
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 マムシ草の実です。これから紅くなってヘビの松明の姿に・・・!
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 二種類の花ですが・・。解りますでしょうか?
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 ミヤマカラスアゲハ?
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 貝取澗渓谷の案内版
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 乙部町の名物・・・案山子です。
 交通安全週間です・・・シートベルト、携帯電話、方向指示器・・・大丈夫?
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函館はめっきり秋の空気になり涼しくなりました・・。来週アタリから紅葉前線が山から舞い降りてきそうです・・。

さて、昨日、八雲町に聳える聖なる岩山、雄鉾岳へ登ってきました。

この日は雨上がりで岩場が濡れてスリップが多くなり登り5h15h。下り4hと長丁場になりましたが、ダイモンジソウが最盛期で序盤から山頂下部までビッシリと並び我々を迎えてくれました!

ところで、雄鉾岳は平成11年以降の豪雨などによる山の崩壊が激しく年を経る毎に難易度が高くなってきている山になっております・・・。

それだけにルートファインド、悪場の通過術、休憩の取り方など中級以上のメンバーでトライすることにし
ましょう。

ルート案内は、ほぼ赤布のみ。今回は八雲ワンダーフォーゲルの皆さんが笹苅り整備を終えたばかりでしたので
カベ下と稜線の草付き帯の登路は快適でした・・がしかし土砂移動の多い沢の岩場を登山道にしている関係で岩場、草付きの通過路は自己責任で選択することになります。

とにかく、登山にはザイル、シュリンゲなど持参の上転落滑落に十分きをつけてください・・・。


        

 
 コース序盤にはコース案内がありますが・・。
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 カネケ沢奥にある水場でやっと頂上が近くなるが、この岩カベのルンゼを登っていくことになります。
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 ウッポッポウシ滝跡(3階建てビルほどの岩群から滴る滝だったが流されて跡形もない)で一休中・・。
 これから本格的な登山が始まる・・。
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 雄鉾沢出合にちかくなると巨岩が立ちはだかり、右岸の迂回路の微妙な足場を抜けていくことに。
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 雄鉾沢の巨岩帯を雄鉾岳のカベに向かい縫うように登っていく・・。道標も赤白ペンキもありません。
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 ルンゼの途中には胎内潜りもあって、リュックを降ろして手渡して通過する難所の一つがあります。
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 水場の水は盛夏でもギンギンと冷えているので咽を潤すには最高です。
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 岩カベの上まででました・・。海見平で一休み・・・後方がピークです。日本海と噴火湾が見え最高です。
約4時間・・緊張の連続でしたが顔がほころぶ場所です。
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頂上奥から西峰と右下に割岩もクッキリと見えました。
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 期待通り・・登路はダイモンジソウの回廊でした。
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 下山も緊張の連続・・・転倒したメンバーもおりましたが、運よく大事には至りませんでした。
 とにかく、よく滑る岩が多い雄鉾岳です。
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 日没30分前・・。最後のマクンベツの滝の上手側の渡渉です。
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函館市東部にある八木川の上流に北海道が整備した治山環境の森というプチ散策的な
木道路があります。

平成10年に付近を襲った豪雨で土砂災害を下流にもたらし漁港などに被害が出たため
八木川に砂防工事を行い川には砂防ダムが多く建設されて山にも治山ダムが
建設されました。

この散策路はそのなかでも治山ダムによる崩壊後の現状、自然の回復状況など
道民に見て貰うために整備されました。

しかしながら、分かりづらい場所でもあり利用する市民もあまりなく、荒廃して
しまっていましたところをメデアが"これって無駄では?"と報道した場所です。

昨日、函館自然観察会(はんわ)では現地の観察会を行い砂防と治山の違いや魚道の状況
と自然について学んできました。

ここは確かに分かりづらい場所ですが国道からの案内をキチンとすると意外と近い場所に
あり、散策とか川遊びにも適したゾーンです・・。
また、駐車場から奥に林道が長く延びていて、ここも川や森の観察には適した場所でこの
日もダイモンジソウや大きなクルマユリなどを観察できました・・。

 八木川へ行く前に立ち寄った、亀尾地区の栃の木神社の大栃樹。
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 尾札部地区の八木川上流、治山環境の森入口にある看板。駐車は10台以上可能。
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 クサギ、キブシ、ムラサキシキブなど暖かな地方の樹木が多いところ。
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 整備した木道区間へは川を渡るために短靴では濡れてしまう・・。
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 ススキの穂が揺れる中、河原を歩き川の仕組みを勉強しました。
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国内第3位の高峰へPVツアーで登ってきました・・。


 涸沢ヒュッテから仰ぐ奥穂高連峰の山々、ここまで上高地から6~7時間、これから3~4時間で穂高山荘だが、
 標高差は1470m。距離は11kmもある。
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 頂上近くの穂高山荘からは、向かいに北アルプスの前屏風とも言われる常念岳2857mが雲海に浮かんでいた。
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 奥穂高岳山頂からの稜線、槍ヶ岳と奥には剣岳から白馬岳と薬師岳など立山連峰まで一望できた・・。
 頂上はツアー客でいっぱい! 関西からのお客様が圧倒的に多いです。
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 山頂からジャンダルムが間近に見え順調にいって往復3時間ですが、ここから西穂高方向へはリスク
 も大きい・・・。
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