お早うございます。
昨日は一昨日からの豪雨災害で国道229などが寸断された、せたな町から島牧村、そして今金町を
函館から合わせて500kmを車で走ってきました。
昨日は一昨日からの豪雨災害で国道229などが寸断された、せたな町から島牧村、そして今金町を
函館から合わせて500kmを車で走ってきました。
本来なら狩場山、賀老高原の観察会の下見のお手伝いの筈でしたが、結局は狩場山へ至る町道が
土砂崩れで寸断してしまい賀老へは入れませんでした。島牧村HPにあるとおり当分は狩場山登山
も賀老の滝散策およびキャンプは出来ません・・。残念ですね。
なお、大平山登山口へは宮内温泉先のゲートまで復旧しましたが、登山口Pまでゲートが閉まっており車での通行は不可です。さらに山の崩壊は確認されておりません。
土砂崩れで寸断してしまい賀老へは入れませんでした。島牧村HPにあるとおり当分は狩場山登山
も賀老の滝散策およびキャンプは出来ません・・。残念ですね。
なお、大平山登山口へは宮内温泉先のゲートまで復旧しましたが、登山口Pまでゲートが閉まっており車での通行は不可です。さらに山の崩壊は確認されておりません。
そこで偵察をかねて今金の美利河ダム(美利河・ピリカとはアイヌ語で"美しい"の意味)を一周してきました。
ダムには濁流が流れ込み、画像のようなありまさです。
なお、美利河山の家までは通行止めがまだ続いています。
昨日の新聞報道にもありましたが、北海道の一級河川の5河川が清流日本一にランクイン(再選)したそうです。
このランクは科学的なBOD,CODを基準にしていて河川生態系の変化などは含んでいません。
この川、1980年代まで、この利別川にも絶滅危惧種のイトウが生息していましたが河川改修(主に直線化と護岸)、ダムの影響などにより絶滅しました・・・。
ダムには濁流が流れ込み、画像のようなありまさです。
なお、美利河山の家までは通行止めがまだ続いています。
昨日の新聞報道にもありましたが、北海道の一級河川の5河川が清流日本一にランクイン(再選)したそうです。
このランクは科学的なBOD,CODを基準にしていて河川生態系の変化などは含んでいません。
この川、1980年代まで、この利別川にも絶滅危惧種のイトウが生息していましたが河川改修(主に直線化と護岸)、ダムの影響などにより絶滅しました・・・。
いま、政権が変わりダム見直しが行われていますが、先の参議院選挙でこれまでダムを造り続けてきた保守野党が
議席を増やし彼らの巨大公共事業についての考えに注目したいと思います・・。この見直し(中止)がなし崩しになるようでしたらほんとうの清流日本一の河川は無くなり、ニセモノの河川を子孫に残すことになるでしょう。
議席を増やし彼らの巨大公共事業についての考えに注目したいと思います・・。この見直し(中止)がなし崩しになるようでしたらほんとうの清流日本一の河川は無くなり、ニセモノの河川を子孫に残すことになるでしょう。
清流日本一の上流部にある美利河ダム(治水・利水)から放水される土砂を含んだ濁流・・・汚泥も含まれており
長期間にわたり流下してしまうために下流のハビタット(魚類の生活圏・生活サイクル)が改善されることは
無いのです。
長期間にわたり流下してしまうために下流のハビタット(魚類の生活圏・生活サイクル)が改善されることは
無いのです。
長雨の後のアオダイショウの甲羅干し・・僕の気配を感じて壊れた看板の下へ逃避中・・。
上流から流された樹が浮いているダム湖です。思ったより浮遊木が少ないです。
美利河川からの流入地点です。
国道から下流の様子ですが、河床林が流速を弱めながら河岸を守っている様子が分かります。
流れの中心はほぼ川の真ん中です。河床林はヤナギが多いのですが濁流をしっかりつかまえています。
流れの中心はほぼ川の真ん中です。河床林はヤナギが多いのですが濁流をしっかりつかまえています。
巨大ダムに設置されたバイパス式魚道です。総工費約20億円(予定)総延長6kmのお化け魚道が観察されます。
この魚道方式を用いてサンルダムなどの魚類保護にあてる計画もあるそうです。
この魚道よくみると、河川のもつセグメント(高低差、礫の文様、屈曲、渓畔林などの組成)など無視しています
ね。
巨大ダムの問題点はこんなデリカシーの無さも浮き彫りになります。これが我が国の最先端技術なんですね。
この魚道方式を用いてサンルダムなどの魚類保護にあてる計画もあるそうです。
この魚道よくみると、河川のもつセグメント(高低差、礫の文様、屈曲、渓畔林などの組成)など無視しています
ね。
巨大ダムの問題点はこんなデリカシーの無さも浮き彫りになります。これが我が国の最先端技術なんですね。
魚道の出入り口チュウシベツ川上流端(河川流入部)にあるプールの改善工事が行われていました。
まさに神経質なサクラマスなどの魚類が隠れる
場所も無いような、そして画一的で事業者本位で自己満足の遊泳プールです。
またここから魚道は北へ延びて美利河川へ3.6km伸びる計画です。
これが清流日本一の一級河川で実施されている工法の実態です!
まさに神経質なサクラマスなどの魚類が隠れる
場所も無いような、そして画一的で事業者本位で自己満足の遊泳プールです。
またここから魚道は北へ延びて美利河川へ3.6km伸びる計画です。
これが清流日本一の一級河川で実施されている工法の実態です!