はこだて自然倶楽部~続・風を追って〜

函館から発信!登山、自然、観光情報、市民活動のBLOGです。It's sent from Hakodate!

2009年10月

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来週からは冬将軍もおでましのようで、いよいよ山は冬枯れの到来ですね。

今日は我店のセール開始日です。冬山にむけて用意は万全でしょうか?
夏山商品で替え控えした商品はありませんでしょうか?ご来店お待ちしております♪

さて先日の厚沢部ではタンポポに似たハチジョウナの花にクロスズメバチが休んでいました。
また、サルトリイバラの実も冬を越す生きもの達の為に準備をしていました。
いずれにしても冬支度はお早めに・・・特に登山はテルモスと保温着(ダウン)をリュックに
必ず用意しておきましょう・・・。

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昨日、八ツ場ダム中止を打ち出した前原国交省大臣とダムの功(罪)を受ける筈だった石原都知事など流域6都県の知事達が意見交換を開いたそうです。

TVを見ていて、前原氏が「ダムに因らない治水、利水を再検証したい」とやっと治水利水の代替案の可能性を仄めかすと、各知事は「メリット、デメリットを考えず決めた。水不足や洪水が無くなるはずだったのに。中止を中止することもあるのか・・・」など、多目的ダムの問題についての不勉強さと中止と継続との費用対効果の最大リスク試算を無視するような意見を吐いていました。これが自治体topの実態です。

実は前原氏もモット早く代替え案、つまり総合的治水(流域保全と水循環)の話を出しておけば、この分からず屋ともいえる知事さんたちの不勉強さを戒めることになった筈ですが、これが遅くなってしまい、従って想定内の応酬反論がでてしまいました。

なお多目的ダムのみならず、10/19には毎年6000億円も投じて治山整備をしている国の砂防ダム事業の抜本見直しについて、渓流保護ネットワーク・砂防ダムを考える会(長野県)、松倉川を考える会など全国の17河川保護団体が仙谷行政刷新大臣へ要望書を提出しました。
          ダムはムダ!!・・・・今後の動きを見守りたいと思います。

さて、松倉川の湯の川で整備されています北電の送電線(架線)切り替え整備の話です。
10/23の早朝から事業主の北海道電力、土地所有者の函館市、そして松倉川を考える会の3者で見分しました。
事業が開始されて4回目の立会見分です。

河川において流域保全のポイントは、
1.土地利用の状態(宅地、工場、裸地)が適当か。また丘陵地や斜面に阻害要因がないか。
2.森林機能(植生・生態系)が正しく保たれているか。
3.急傾斜地の崩壊要因は無いか。
4.水循環は保たれているか。
5.遊水機能が阻害されていないか。
6.新規の河川構築物があるか。などです。

道路新設や今回のような送電線を張る工事ではすでにある森林の樹木を伐採して全く新しい自然空間、植生を
造るので、上記の1~5のポイントに照らし合わせて対策や早期再生を促すことを念頭に置いて進めていきます。
この地区での送電開始は来春以降になります。

サムネイルの画像の紹介です。
・中断に切られたミズナラなどの樹木と高さ30m程の鉄塔も完成。
・対岸は深い谷を挟み民地で残土の集積地ー土砂流出の対策がされているようだが土石流の危険性は高い。
・工事用車道はそのままにして樹林再生。
・基礎部は広く樹木は根から伐根する。
・保護対象のブドウヅルと樹木。
・そして同じく保護されたコクワの太いツル。

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僕の会社は決算が10月です。
日頃のご愛顧の御礼をかねて店内割引販売を開催しますのでぜひお越し下さい。
とくに、スキーグッツは破格値でご奉仕↓します。期日は10/29,30&11/2,3の4日間(10~18時)です。
       http://kama-ryu.blogspot.com/

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北電の立会のあとに、函館山で行われた「学習パネルと標識の再点検」見分に参りました。
市から委嘱された各分野の専門家の皆さんと一緒に現地で撤去、移設、内容精査など仕分け作業をしました。
函館山の紅葉はいまが盛期で11月を迎えると冬枯れに向かいます・・・。

ところで、この時季には函館山ロープウエーの点検作業があり2Wにわたり営業休止になります。
この点検作業の時季について過去から様々な意見がありますが、今の時季は紅葉や空気が澄み眺望も
綺麗なこと等から時季を再考する必要があるのではないでしょうか・・・。適切な時季とすれば、
函館山が本格的に眠りから覚める時季、観光産業が始動しだす前の4月1日~15日とかが最適では?
こちらも内容精査と仕分け作業が必要ですね。

     「今年の休止期間 10月16日(金)~10月29日(木)」

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先日、陽光のなか"里山あるき"で歩いてきました。
当初は風が強そうだったので森の深いレクの森を先に訪れようと考えましたが、厚沢部町に入ると青空も
出てきましたので明るい紅葉を求めて稜線歩きが出来る太鼓山を先にしました。秋の太鼓山も広葉樹の紅葉が
次々と現れて素敵でした。春は賑わうこの太鼓山ですが秋の紅葉狩りにも最適です。

昼食をレクの森の森林公園で摂り、午後からは1時間半ほど観察林を散策しお目当てのお花にご対面できました。
散策を終えて、八雲落部へ抜ける山路(やまぶき)峠の紅葉も鑑賞し銀婚湯で汗を流しました。

サムネイルの画像の紹介です。
・太鼓山の稜線にそった殿様街道は心落ち着く散策ができる。
・エゾヤマザクラ、カエデの紅葉も見事だった。
・太鼓山頂上
・連理木(ブナとミズナラ)
・フユノハナワラビ
・レクの森、ヒバ爺さん前で。
・当日は河川生物調査も行っていた。
・秘湯愛好家が多く訪れる銀婚湯の紅葉(入湯料700円。一般入浴は16時まで入館)。
 意外や道外客が主だという・・。

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10/20は寒冷前線をともなう気象で雷注意報、大雨注意報が北海道西部に出されていました。
この日は長万部岳972.4mの予定でしたが、移動中に雷雨、ヒョウも降ってきましたので・・・
急遽天気が安定して低山で強風&被雷の危険性も少ない有珠山へ向かいました。
もちろん、有珠ロープウエーは運行停止でしょうから、国道から入ったところから登る
有珠コースを歩いてきました。

登山口に近づくと高齢者が4名で傘や棒を使いノルデックウオーキングで歩いており、流行の
凄さを改めて感じましたね。

さて、砂防施設のある有珠登山口から紅葉真っ盛りの落葉のジュータンを踏み標高を上げます。
結構な急登もあってロープ場も4箇所あります。半袖でも良いほど気温も上がっています。
でも、標高450mあたりからは強風と雨も降り出し寒くなって来ました。
稜線前から全員が雨具を着て台風のような気象に備えます。
雷警報機もセットしてインジケーターと睨めっこで稜線を足早で展望台まで・・・。
風速20mはあったでしょうか・・・スゴイ風とでした。

サムネイルの画像の紹介です。
・下部は紅葉もマズマズ。
・紅葉や落葉の中の一休。
・本日の最高点
・外輪山の稜線、耐風訓練!

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