はこだて自然倶楽部~続・風を追って〜

函館から発信!登山、自然、観光情報、市民活動のBLOGです。It's sent from Hakodate!

2009年08月

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お早うございます!
北海道8区も民主党候補者が圧倒的勝利で政権交代が実現しましたが・・・。
一番注目しているのがダムなど大型公共事業の見直し・・・。
二番目が地方分権。三番目は憲法九条をもとにした安全保障の課題でしょうか・・・。

とくに地方分権は自治体の景気と暮らしにも密着している案件だけに早期委譲を期待したいですね。
早期委譲により自治体独自の判断で地元ニーズにあった社会資本整備が行われ、二重行政もなくなります。
また、住民参加が広く行われ地域に合致した環境政策、観光政策、社会弱者対策などが生まれることが期待
できます・・・。

     

 松前町役場でも触れたように古い建物を大切に使うことは市民から賛美を得られることです。
 逆に、新しくした場合には、あたらしさ、という一瞬の喜びがあるだけで失ってしまう、過去と未来、
 もはかり知れません。
 
 いま、函館にある弥生小学校の古い校舎が解体され新校舎に生まれ変わろうと計画されていますが、
 実は、多くの専門家の調査、診断によると現代建築技術を活用して再生は可能だそうです。
 7月の専門家を招いた勉強会などでそれが明らかになりました。

 昨夜、そのリノベーション(再生)運動をしている「弥生小学校を考える会」の関係者と
 お話しする機会がありました。お話しの中で認識を新たにしたのは、現、弥生小学校が軍用も想定して
 当時では考えられない費用を投じ耐震性をも侍した鉄筋+玉砂利コンクリートの建物である、とうこと・・
さらには床がブナ材で仕上げていること・・などでした。

 それであれば、S12竣工ですから素人考えでも約100年は保つとして、あと30年程は大丈夫な
 計算です・・。それにブナ材を多用したのも注目されます・・・。

 さて、皆さん、いま函館市は本体解体・改修にむけて急ピッチで工事を押し進めようとしていますが
 この工事を一旦止めて、小学校を適正な方法で改修する方策を議論したいですね・・・・。
 市民の中には「公共事業」は一度始まったら止められないとお考えで、
 すでに諦めているかたはおりませんか?
 
                実は止められます!

 この函館市でも「函館山周遊道路」「松倉ダム」「水族館」・・・などの途中で中止した例があり、
 中でも水族館構想は実に計画段階で3回も中止になりました・・・すべて市民が行政を説得し中止になった
 公共事業です・・。
 
 はて、これらが完成して現在存在していたら・・・いかがでしたでしょうか・・・?

 今日は日本の歴史が大きく変わると言われる衆議院議員選挙の投票日にあたります。
 どの、党も国民(市民)目線の政治を掲げていますが、その市民ガバナンス(市民主導)を構築するのは
 やはり国民(市民)自身ですね・・・。


 

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函館自然観察会の函館山盗掘防止パトロールを6月21日に行いました。
当日は晴天で3名の参加でしたが腕章をしてパトロール。

旧山道から千畳敷を越えて七曲コースを周回してきました。
サイハイランが盛期で盗掘が心配でしたが新しい盗掘痕はありませんでした。

サムネイルの画像の紹介です。
・函館山のサイハイラン。
・パトロールお疲れ様でした。
・チジミザサ
・ヤマブキショウマも満開
・オブジェ♪(花はツルウメモドキ)
・オオミミナグサに留まったスジグロシロチョウ
・登山道脇には草本を折るイタズラが目に付いた。
・函館山名物、シマリスのフリークライミング・・(笑)

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今月の初め(8/3)になりますが、松倉川支流湯の川にある臨空工業団地斜面の送電線新設の立会を函館市、
北海道電力の関係者、そして松倉川を考える会とで行ってきました。

ここは市有林地で川に向かった急斜面にミズナラ、コナラ、シノノキ、イタヤカエデなどの広葉樹が広がっています。

送電線を新設(経路の変更)する理由として、
1.函館空港、航空路の安全阻害要因として送電線を付け替える。
2.臨空工業団地の送電安定化を期する。

として、昨年から現地見分を行ってきました。

そして準備作業時および送電線本体工事の際に植生、生態系保護,洪水対策には下記の合意をもちました。

1.送電線下と鉄塔の間は作業支障樹であっても可能な限り伐根せず、概ね枝打ちや中断切りにし再生を促す。
2.コクワ、サルトリイバラ、ブドウなどツル性植物は残すか移植する。
(1~2は樹木別、種別に指定、標識テープで管理する)
3.伐採木は河川側へ平行に並べて杭などで流失しないように留める。
4.急傾斜地の渓畔林(緩衝林)は伐採しない。
5.安全作業に努める。

などでした・・・。

サムネイルの画像の紹介です。
・鉄塔新設付近は重機も入れた大工事。
・支障木、保存木(枝も)を一本一本個別に決めていく。
・送電線下の部分、作業道は中断切りと伐採が主。
・保存木の関係、安全性で作業道ルートを急遽変更する協議も行う。
・急傾斜の斜面。
・この斜面、ゴミが掘り返されることから昔は埋立処分場だったようです。
・林床には実生の広葉樹も・・・イタヤカエデ?
・移植されるコクワ
・こんなオブジェもありました・・。

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お早うございます!
今日の函館は小雨模様の天気です。

さて、先日、松前町の松前町ツーリズム推進協議会の方々と自然、文化、歴史を活かした
体験型観光について現地を歩きながら意見交換をしてまいりました・・・。

その後の話し合いで「モニターツアー事業」を行おう・・ということになり、来月下旬に道新文化センターの
自然散策、ウオーキング系の5講座を対象に町とタイアップしたツアーを実施することになりました。

今回はモニターツアーですので町は参加者、引率者へアンケートを依頼し今後の環境整備に活かしたいという
趣旨です・・。

昨日もNHKの北海道番組で松前町の道の駅でトライしている「地元産志向に応えるお土産造り」を紹介しており
ましたが、かなり積極的な取り組みが見うけられます。

画像で紹介する勝軍山(しょうぐんやま)は四国88箇所のお遍路道があり石仏が並ぶ山道ですが、自然度も意外と濃くこれらを活用したツアーが予定されています。

もちろん時折ヒグマなども出没する古道ですので要注意です・・・。

サムネイルの画像の紹介です。
・松前公園の山側にある勝軍山登山口
・最初は針葉樹が立つ鎮守の森みたいだが段々と自然林に歩道が延びている。
・座不動(36番)
・将軍(勝軍)地蔵尊
・勝軍地蔵堂跡地(頂上広場)に立つオンコの古木
・ときおり木々の間から松前の街並も見える。
・勝軍地蔵堂跡地にある岩に刻まれた義経の下駄の痕。
・勝軍山を紹介する北海道新聞の記事

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お早うございます。

昨日の朝ご飯は思いもかけず”イカ刺し"・・・函館だから・・?
ということではありませんが・・・はこだてオートキャンプ場で
納品の際にご馳走になりました・・・。

キャンプ場の前では定期的に"いもっこ市"という地域直販品販売を
行っており、旬の味を提供しています。
もちろん、調理はご自分で・・・・

美味しそうでしょう・・ボリュームもあり美味しかったです!
HさんYさんありがとう御座いました♪

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