はこだて自然倶楽部~続・風を追って〜

函館から発信!登山、自然、観光情報、市民活動のBLOGです。It's sent from Hakodate!

2009年04月

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肋骨骨折から7日目、一週間です。

香雪園は早咲きの桜が5分咲きでお目当ての老木ソメイヨシノが開花し始めたばかりでした。
まだまだ斜面には早春の植物たちが競演中です・・ここは谷間ですからユックリなのでしょうか。

森ではハシブトガラ、ウグイスが囀りウオーキングを楽しむ市民がたくさん歩いていました。

ここにも藤の棚(シロフジ)が広場にあって、明治32年の開園にあたって植えられたそうです。
樹齢100年近くなり、五稜郭の藤より15歳年が上ということになります・・・。

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今日で肋骨骨折から7日です。痛みも和らいできましたが、まだ骨折部を触るとビリッと疼痛が走ります。

さて昨夜、上湯川にある"丘の上温泉 富士"へ入ってきました。骨折して1Wの温泉(部位によって違います)は効果があるとお聞きしましたので松倉川から空港へ抜ける道路を進み車で行ってきました。
お風呂は30%の入りでユッタリ利用できました。
アロマ風呂~41度湯~露天風呂~ヒゲそり~41度湯で30分でロビーへ、というカラス行水式でした。

冬は吹きだまりになる露天風呂がお気に入りで、暫し瞑想・・・一寸した幸福感を味わいました。

ここの温泉はお客の回転が速くいつも空いています。空いている理由は他にもあり、市街から空港のある丘に上がった住宅団地の中にあり、距離が長めに感じるのと建物の解り難さにあるようです。
もちろん、この不況とスーパー銭湯の乱立の影響をまともに被ってしまっている部分もあると思いますが・・・。

ところで昨日、松倉川へリハビリ開始で訪れたとき、温泉街上流で渓流竿5.2mを振っていた市民がおりました。
ここの場所は"NHKさわやか日本百景、函館 松倉川 冬」でも紹介した"ウグイ”が群れていたポイントです。

早速、許しを得て拝見を・・と、すると"ウグイ”40cmオーバーが4尾釣れていました。スゴイですね。
昨年はなんと、外来種「ブラウントラウトの2.5kgを上げたが、外来種はチョットねえ~?」と仰っていました。

この紳士、東京から帰省・・退職してから毎日、することが無くてね、釣りをしている・・アユも釣れて、釣魚ぐらいしか、することが無いのです・・・。
また、この"ウグイ”は関東では釣魚、料理とも人気が高く、高級魚なんだがねえ・・・、とも。

まさに、釣魚は"究極の幸福"だといわれます。この紳士はそんなひとときを過ごしている・・ということでは無いでしょうか・・。清々しい場面にあいました。

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今日は"昭和の日"です。2007年に"みどりの日"から改正されました。その前は"天皇誕生日"でした。

昨夜、病院へ胸部のCT検査結果の説明と受診に参りましたが骨折以外は異常はないという診断でした。
不注意で肋骨を折り今日で6日目です。そろそろ痛みも取れ始めて来たのと食欲が出て体重が1.5kg増
えたので、朝早く陽光に誘われリハビリを兼ね松倉川を2.5kmほどお散歩をしてきました。

河畔、河床ではヤナギやハンノキが開葉を始め、野鳥もアオジ、ウグイス、そして早くもキビタキまで
賑やかに囀っておりました・・・。

ちなみに、”みどりの日"は5月4日だそうです。祝日が増えるのは歓迎ですが、何の祝い日か調べないと
解らなくなっちゃいます。

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今日の函館地方は波浪警報が出され大雨、雷、強風、洪水、着雪と注意報もでています。
正午の気温は5度。雨がミゾレに変わり寒く、先ほどから牡丹雪も落ちてきた市街地の風景です。

会社の前のナナカマドの樹も例年なら大きく葉を広げているのですが、このヘンな天気で
寒そうに梢をゆらして縮こまっています。

予報では明日の昼から晴れ間も出て桜の花もあちこちで開花が加速しそうです。
今日のところは、辛抱・・辛抱・・・(=_=)

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散策路を歩いていたら、ブナの肉厚の子葉(実から出た双葉)の真ん中

から細い枝が延び、赤い本葉の芽が天にむかって建ちはじめていました。

散策路なので双葉が出て実生になっても踏み付けられ消滅したり
ウサギ、ネズミなどの動物に食べられるかもしれません。

でも、これも森が育む生命の循環のひとこまです。
僕たちは森で見つけた儚い命の行き先を我が事のように感じること
・・それが大切なんですね。

森にムダはひとつタリともありません。そう、人も同じです。

そろそろ春紅葉が林床から樹冠へうつり、真っ盛りになりますね。

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平田内「わんぱくの森」の後で貝取澗渓谷へまいりました。

貝取澗川は、雪解け水が入り、昨年秋より渓流の雰囲気も濃く・・奥入瀬みたい・・という感想も

飛び出しました。

この渓谷はコンパクトな渓相、それぞれの滝が見事で名の付いている滝の他に無名滝がたくさんあります。

可憐な植物も多く、この日は8種類ほどの花を見つけました。

そのなかでもキケマン、エゾイワハタザオなどに逢えたのはラッキーでした。胸の痛さを堪えて歩いた甲斐が

ありました。

これらは、近年、里山ではあまり見かけなくなった植物で、高山の沢、岩場や人気のほとんど無い渓谷で

しかみられなくなりました。

ここは環境省の事業で散策路が整備されましたが、ヒグマの出没などでメインの林道以外は封鎖中で落石の

多い林道です。ご注意下さい。


さて、実は平田内を出発前に最後尾をお願いしている男性2名の方には「骨折の疑いとスプレーの影響」

の状況を伝え「計画通り貝取澗へまいります・・」とお伝えしました。

アクシデントの処理で、どの時点で、状況をお知らせするかが悩むところですが・・。

結局、皆さんへは函館市街へ入ってから全てお話しする事にしました。

参加の皆さん、ご協力有りがとう御座いました。

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